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DOTATOC-PET/CT検査、終了!!(見込み) [お知らせ]

みなさん、残念な情報のお知らせです。

5年ほど前から、京都大学病院でおこなわれていたDOTATOC-PET/CT検査は、中本 裕士先生の臨床研究という形でおこなわれておりました。

「ソマトスタチン受容体に高い親和性をもつ68Ga標識製剤である68Ga-DOTATOCは、神経内分泌腫瘍の診断において非常な威力を発揮するとして、欧州を中心に臨床応用が展開され、現在最も注目されている放射性薬剤のひとつです。
京都大学では2011年より神経内分泌腫瘍およびFDG集積の低い腫瘍を対象疾患として68Ga-DOTATOCを用いたPET/CT検査の臨床研究が行なわれています。」

おなじような検査で、オクトレオスキャン(昨年、保険承認済み)がありますが、DOTATOC-PET/CT検査のほうが画像化すると明らかに感度・解像度に勝るということで欧州ではDOTATOC-PET/CT検査が主流になってきているそうです。

そのようなよい検査でありながら、研究費として富士フィルムRIファーマから支給されていた研究費が、オクトレオスキャンが保険承認されたことで一応の区切りとして予算がつかなくなりました。

したがって今ある薬剤の在庫が、来年の夏か初秋に切れるため、京都大学病院では臨床研究として継続することができなくなる見込みです。

明らかに精度の高い検査が、日本中、どこへ行っても受けられなくなるというのは、困ったことです。DOTATOC-PET/CT検査で、オクトレオスキャンでは発見できない腫瘍が見つけられて、命拾いできる仲間がいます。
しかも、今までは臨床研究であったため、私たち患者は無償で検査を受けることができていました。

なんとか、このDOTATOC-PET/CT検査の臨床研究を継続させていくことができないものでしょうか。




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